歯茎の腫れgums
歯茎の腫れ

まずは、炎症を抑える処置を行い、つらい症状を和らげることから始めます。
歯茎の奥に膿がたまり、それが内部から圧をかけて痛みを引き起こしている場合は、膿を排出して圧を軽減することで、痛みが大きく緩和されます。
症状が落ち着いた後に、必要な検査を行い、原因をしっかり見極めたうえで、根本的な治療へと進んでいきます。
歯周病の場合
歯茎の腫れの多くは、歯周病が原因で起こります。
そのため、歯周病の治療では、まず原因となる歯石を丁寧に取り除くクリーニングを行い、歯周病菌の温床を取り除くことが基本となります。
その他の場合
歯茎の腫れには、口内炎や白板症、扁平苔癬などの粘膜疾患が関わっている場合もあります。また、骨隆起や良性腫瘍、さらにはがんなどが原因となることもあるため、注意が必要です。
こうした異常が見られる場合には、まさこ歯科から専門の医療機関をご紹介し、適切な診断と治療へつなげます。
早期発見のためにも、日頃からの予防ケアとして定期健診を受けることをおすすめしています。
できものやしこり
お口の中にできる「できもの」や「しこり」には、さまざまな原因が考えられます。
まずは検査で状態を確認し、原因をしっかり見極めたうえで、それぞれの症状に合った治療を行っていきます。
口内炎等の場合
口内炎などによってお口の中に炎症がある場合には、消毒や塗り薬を使って症状を抑える処置を行います。
膿によるしこり
しこりがあると感じる場合、その部位に歯周病や虫歯があり、膿がたまっていることが原因の可能性もあります。
検査で原因を明らかにし、適切な治療を行うことで、しこりは次第に解消されていきます。
その他のしこり
虫歯や歯周病とは関係なく、お口の中に「できもの」や「しこり」ができる原因のひとつに「骨隆起」があります。
これは、あごの骨が部分的に盛り上がる現象で、噛む力が強い方によく見られます。入れ歯を作る際にやや影響することはありますが、基本的には害のない状態なのでご安心ください。
また、炎症や骨の異常が見られない場合には、良性の腫瘍や、まれにがんの可能性も考えられます。
いずれの場合も、自己判断せず、しっかりと検査を受けて原因を明確にすることが大切です。
まさこ歯科では、必要に応じて信頼できる専門機関をご紹介していますので、気になる症状があれば遠慮なくご相談ください。
歯茎の変色
歯茎のトラブルの多くは、歯周病が原因となっていることがほとんどです。
治療では、まず歯周病菌が潜む歯石をしっかりと取り除くクリーニングを行います。
そのうえで、正しいブラッシングを続けることで、歯茎は徐々に引き締まり、健康的なピンク色を取り戻していきます。
ニコチンなどによる変色
タバコが原因で歯茎が黒ずむ場合もあります。
この場合は、薬液を使った方法で歯茎をきれいにできますので、お気軽にご相談ください。
その他の原因による歯茎の変色
歯周病や喫煙以外でも、歯茎が黒ずんだり、白く見えたり、赤く変色することがあります。
そのような場合、悪性黒色腫や白板症、扁平苔癬などの疾患が関係している可能性も考えられます。
まさこ歯科では、こうした兆候が見られた場合には、速やかに専門の医療機関をご紹介し、適切な検査・診断へとつなげています。